工場・事業場排水を排水基準以下に処理するには、持続しているきれいな地球生態系での生物食物連鎖による浄化システムを基本とし、そのための物理化学的前処理における薬品等使用量及び汚泥等の発生廃棄物量を少なくするとともにその前処理水に対応した適切な生物処理システムが必要とされます。
排水処理は工場・事業場排水の質によっておおむね次のとおりの処理方法を組み合わせたものであります。
当社の排水処理システムであるIO-ASSISTシステムは、それぞれの工場・事業場排水に含まれている汚濁物質、濃度に対応した最適な物理化学的前処理と、適切な食・住環境下での生物処理の組み合わせによる処理方式を設計、提案するものであります。

工場・事業場の敷地境界等での騒音には、その周辺の道路交通騒音などの暗騒音が混在しているのが通常であり、その工場・事業場からの騒音を正しく測定評価するには、その特定騒音及び影響する暗騒音を多地点で同時連続測定し、それを解析しなければなりません。
例えば、次のとおり道路に接している工場騒音の敷地境界とその道路を隔てて隣接している住宅等との敷地境界での騒音レベルの測定においては、図のように多地点に騒音計(s)を配置して工場操業、非操業時で同時連続測定し、その結果のＡ特性及び周波数別音圧レベルを解析し、暗騒音を排除した評価が必須であります。
当社は、それぞれの工場・事業場とその周辺暗騒音の測定法を計画し、環境計量証明事業所の測定データを解析し、適正な評価を行い、必要に応じて騒音防止対策を提案します。

経験と実績をもとに工場・事業場等の研修、学校教育等を支援します。